ご挨拶

ご挨拶

立命館大学校友会 会長

村上 健治

(1970年 産業社会学部)

本日、100年に1度の祭典を立命館発祥の地、京都にて祝います。
大学と校友会は車の両輪のようなものと私は常々申しておりますが、こうした関係の原点は、校友会設立当初にまで遡ります。100年前、大学令により立命館が「大学」へ昇格するか、制度上の「専門学校」として留まるかの岐路に立たされた時、母校の発展と自らの未来とを重ねた先輩たちは全国各地で活動する卒業生を束ねて校友会を組織し、すすんで大学昇格のための募金集めに奔走しました。この時の先輩たちの情熱がなければ、現在の校友会と立命館大学の姿はなかったかもしれません。
現在、校友は36万人を超え国内外問わず幅広い分野で活躍しています。母校のために立ち上がった先輩たちの切実な想いを引き継ぎ、後輩たちの輝かしい未来のために今後より貢献していくことこそが、校友会に課せられた使命といえるでしょう。100周年の節目は、その使命を確認する絶好の機会です。
今日の記念すべき機に立ち会える喜びを校友・大学の皆さまと分かち合うことで一層のきずなを深め、輝かしい校友会第二世紀と母校のさらなる発展に向けて大きく踏み出していこうではありませんか。

学校法人立命館 理事長〈左〉

森島 朋三

総長〈右〉

仲谷 善雄

 

立命館大学校友会設立100周年を心よりお祝い申し上げます。永きにわたり、大学・学園とともに歩み、母校愛にあふれるご支援をいただいてまいりました校友・校友会に、心から御礼申し上げます。
大学・教育機関は歴史を超えた存在でありますが、同時に社会に必要とされ続ける存在であることが求められます。私どもは、2030年に目指す新しいビジョンとして「挑戦をもっと自由に Challenge your mind Change our future」を掲げました。従来の常識にとらわれず、新たな常識を創造することが、建学の精神「自由と清新」を現代に引き継ぐ、イノベーティブな取り組みの根幹であるとの思いを示す言葉です。今後も立命館は、教育・研究のたゆまぬ改革を続け、社会がかかえる課題に取り組む「課題解決先進大学・学園」、そして多様な個性と能力をもった学生が、多様なプロセスを通じて成長する大学・学園を目指してまいります。
これからも校友の皆さまとともに、50年、そして100年先を見据えた立命館の未来をともに創造できますことを心より願っています。今大会を通じて一層懇親を深めていただくとともに、母校・後輩への倍旧のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

立命館大学校友会 副会長(校友大会統轄)

小野 守通

(1969年 経営学部)

校友会は設立100周年を迎えました。「100周年記念オール立命館校友大会」が立命館発祥の地である京都で開催できますこと、まさに欣喜雀躍の心持ちでございます。2年前に校友大会統轄の担当副会長を仰せつかりましたが、多くの方々のお力添えにより、素晴らしい校友大会を実施させていただくことができ、そして100年に1度という記念すべき節目の今年。その絶好の機会に携える喜びは、ひとしおで感慨深くもあり身の引き締まる思いです。
本日の開催に向けては、本部総務委員会のもとに実行委員会を組織し、長期にわたり旺盛な議論を重ねてまいりました。100周年を祝う記念式典や祝賀会のほかに女性・若手校友はもとより、あらゆる世代の方々、現役学生・院生にも存分に楽しんでいただける魅力一杯の企画を取り揃えております。100周年に立ち会える喜びに浸りながら、大いに満喫していただければ幸甚でございます。
卒業後もつながり続ける母校とのきずな、世界中にひろがり続ける校友のきずな。立命館のきずなは、これからも未来を生みだす大きな力になります。栄えある100周年を礎に、次代の発展に向けて、さらにつながり、広げていきましょう。

「100周年記念オール立命館校友大会」実行委員会 委員長

佐野 哲夫

(1982年 経済学部)

全国そして世界各国におられる立命館大学校友の皆さま、校友会設立100周年を祝う時がやってまいりました。
この時をお一人でも多くの皆さまと共有すべく、2007年のRITSUMEX’07を皮切りに昨年の「オール立命館校友大会2018 in仙台」に至るまで、全国を巡りながら各地域にスポットを当てつつ女性や若手の参加促進も含めての活性化を進めてまいりました。各大会を成功に導いてくださった関係者の皆さまに改めて厚く御礼申し上げます。それぞれの大会を通じた活性化の波は次年度以降の大会に受け継がれ、この100周年記念大会に生きています。
どなたにも十分にご満足いただけるよう、事務局員並びに実行委員一同さらには委員以外の運営協力の皆さまと準備を進めてまいりました。
立命館大学校友会設立以来の先輩方の活動を感謝と敬意を持って、今一度振り返りつつ、立命館大学校友会の第二世紀の門出を皆で大いに祝おうではありませんか。最後になりますが、今大会を記念しての校友会未来人財育成基金の特別募集に多くのご協力をいただき誠にありがとうございました。